小論文テーマ「集団と個人の関係」

「集団と個人の関係」を論述するヒント

 分析メモを利用して「集団で人が思い通りに行動できない原因」と照らし合わせて、「人が集団の中で思い通りに行動できない例」について考えを深めてみましょう。

 

 例えば身近な例で学校で掃除をさぼるという行動は、何が原因となっているのでしょう。

 

「掃除をしていない人が周りにいる」という意識が働いていると考える以外に、他には何か意識はないでしょうか。たとえば「何はともあれ面倒くさい」や「本当は掃除をしたいのに、自分だけがやると『いい子ぶっている』と仲間から反感をかわれるのではないか」といったような意識も働くのではないでしょうか。

 

 このように考えると、分析メモで人が集団で思い通りに行動できない原因についてより考えを深める必要がありそうですね。たとえば、なぜ人は集団内で行動をするとき、他人の目が気になるのでしょうか。

 

あなたは学校で掃除をさぼる時、何か心にひっかかるような気がした経験はありませんか。

 

あなたが掃除をさぼるという一連の行動にまつわる背景やあなた自身の心の動きを、清掃時間が始まる時、さぼってしまおうと思った時、掃除をしないで帰宅した後など、時間の流れにそって詳しく考えてみると、人が集団の中で思い通りの行動ができなくなるまでの人の心理を詳しく説明することができると思います。

 

 

具体的な経験から振り返る

また、具体的な経験、例えば校外ボランティア活動を振り返ることから、集団の中で行動することについて考えていきまししょう。

 

あなたは、その経験から「集団だからできる」ことを読み手に分かりやすく訴えることができるはずです。そこであなたは校外ボランティアの集団内でどのような行動をとったのか、より詳しく分析してみてください。

 

 あなたは、校外ボランティアの活動で思い通りの行動ができましたか。たとえば、本当はもっと広い範囲を徹底的に活動したかったのに、行動範囲を決められていたのでそれを守らなくてはいけなかったり、他の人たちがしないからできなかったということはありませんでしたか。

 

たとえ「困っている方のお役に立とう」という、同じ目的意識をもって参加した活動だったとしても、その集団内で自分の思い通りの行動ができたかどうか、もう一度考えてみてください。そうすることで、集団内での個人の行動についてより詳しく分析することができると思います。

 

 

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